どちらかというと苦痛な長距離フライトだけど、窓の向こうに
丸い虹を見つけると、いつも嬉しくなっちゃう。
それで、虹の中に自分の乗った飛行機の影が
映ってると、向こう側の自分に手を振りたくなるのだけど、
いい大人なので我慢する。
久しぶりの日本はやっぱりいい。
ラトナがいないのが、すでに寂しいけど。
うちの近くには厩舎があって、自転車で海岸へ出るときには
その前を通っていくのだけど、馬も、うちの前をよく通る。
キエフでは、驚きの眼差しで見つめていたのに(参照記事)、今じゃ
『ふ〜ん』って感じで、特に反応もなし。
猫も人間も、田舎の生活に慣れてきた模様。
けど来週から日本なので、都会のひと時を楽しむ予定。
8月はプールのクラスも休みなので、夕食後にふらふら
歩いたりしているのだけど、なかなか気持ちいい。
これで8時半ちょっと過ぎくらい。
ちょうどいい距離に休憩場所があるので、
キリッと冷えた白ワインがまたよし。
消費カロリー的には意味ないけど、それもよし。
ポルトガルといえば、ポルトが有名だけど
フツーのワインも美味しいので(特に赤)、お試しあれ ♬
てくてく、てくてく。
東京タワーのゴジラのような
アンバランスさの、キャットタワーとラトナ。
新しいのを見つけてやらねば、、と思いつつ、
ゴジラはいつか、スカイツリーも
破壊しちゃうんだろうか?
そっちも気になる。
前回のつづきだよ。
思わず、真っ直ぐスペインに行きたくなるのを
ぐっと堪え、次なる目的地モンサント (Monsanto) へ 。View Larger Mapピオダンからは2時間ちょっと、カスカイスからは
高速を使って3時間ちょっとの、<石の村>は、
オリーブ畑に囲まれた平地をひたすら走っていると、現れる。
ここは何て言うかもう、写真を見てもらったほうが
早いと思う。
・・・・。
ね?
その場にごろごろ転がっていた落石を、そのまま建築材として
活用したのだろうけど、自然との共存の究極バージョンじゃない?
これが屋外博物館とかではなくて、村として
みんなフツーに生活してるところが、すごい。
カフェやレストラン、お土産屋さんなどもあった。
<お城通り>と書かれた標識が、おとぎ話の世界。
木陰でくつろぐ住民猫ちゃん。
ピオダンのようなチャーミングさはないけど、
モンサントの建造物も見応えがあって、とにかく
よく歩いた楽しい週末だった。
海も山も美しいポルトガル。
小さな国だけど、まだまだ新発見がありそうだ。
おわり